渾身は「身体全体のこと」。
身体全体を意味する言葉なので、実際に全身を意味するときに使用することが多いです。
相手に対して攻撃をするシーンでよく使われる言葉と言えるでしょう。
満身は「身体全体のこと」。
したがって、意味は渾身と特に変わりません。
しかし、満身に関しては満身創痍という言い方が非常に有名であり、この言い方のみでほぼ使う言葉と言えるでしょう。
「渾身」の意味
渾身とは、身体全体のことです。
身体全体を意味する言葉ですが、使用するシーンはほぼ決まっています。
特定の相手に対して攻撃をするような場面が代表的と言え、そういったケース以外ではほぼ使いません。
だから、日常生活の中で見聞きすることはあまりないです。
漫画やアニメなどの世界ではそこそこ見られる言葉と評価できます。
「満身」の意味
満身とは、身体全体のことです。
渾身と同じ意味になりますが、渾身と同じ場面ではあまり使いません。
満身の場合には、満身創痍という言い方でのみ使うと言え、それ以外の言い方はほとんどしません。
ただ、満身創痍に関しては割といろいろな分野で耳にするでしょう。
スポーツ選手が実際に満身創痍でプレーするケースがあるので、スポーツ好きの人には縁があると言えるはずです。
「渾身」と「満身」の用法や用例
「このアニメのラストシーンで、主人公が渾身の一撃を敵に食らわせるのだが、そのシーンが非常に印象的だ。
それ以外の場面がかすんでしまうほどに。」
「この選手は満身創痍でプレーしていたんだろう。
それが響いた結果、今回の怪我につながったのではないかと思われる。
年齢のこともあるし、そろそろ引退が近いのではないだろうか。」
渾身と満身は意味は同じ
渾身と満身に関してはどちらも身体全体を意味しています。
したがって、意味としては違いはほぼないでしょう。
ただ、これらの言葉は使う場面は異なっているので、その都度適切な方を選んでいく必要があります。
だからこそ、それぞれは意味よりも代表的な使用シーンを理解しておくべきであり、そこに関して頭に入れておいた方が良いです。