無二は「一つしかないものこと」。

「無双」と言い換えると分かりやすい。

不二は「二つと無いもののこと」。

「唯一」と言い換えると分かりやすい。

無二は一つしかないもののことで、大切な人と言う意味と並ぶものがない強いもの、貴重なものと言う意味を含みます。

不二は「ふじ・ふに」と読み、やはり二つと無い、つまり一つしかないことを意味します。

どちらも同じ意味になります。

「無二」は一つしかないこと

「無二」は「唯一無二」と使い、「一つしかないので大事にするべきもの」「掛け替えの無いもの」などの意味になります。

「無二の親友」「唯一無二の巨大ダイアモンド」「唯一無二の珍名」「唯一無二の日記帳」「唯一無二の勇者」「唯一無二の世界記録保持者」「ボクシングの唯一無二の世界チャンピオン」「愛すべき無二の恋人」などと使います。

「不二」は二つと無いこと

「不二」「二つ無い」と言うことですから「無二」と同じになります。

「不二」を冠した社名は結構あり、例えば「不二家・不二貿易・不二工機・不二精機」など多くに使われています。

また、富士山の別称として使われることがあります。

「霊峰不二山」は日本画家横山大観の作品で、あのような神がかった山は他に存在しないと言う意味なのです。

「無二」も「不二」も同じ意味

「無二」は「二つと無い」で、「不二」は「二つは無い」と言う事なのですから全く意味は同じなのです。

「無二」は唯一つのために大事・貴重・並ぶものなしなどの意味合いがありますが、「不二」も社名に多く使われることから「並ぶものなし・優れた」と言う意味もあるのです。

神嶽・霊峰として不二山つまり富士山も並ぶものなしなのでしょう。

「無二」と「不二」とは

「無二」は「唯一無二」と使い、二つと無い唯一のものと言う意味になります。

「唯一無二の存在」「無二の親友」「唯一無二の名前」「並ぶものがいない唯一無二の英雄」と使います。

「不二」も二つ無いと言う事で唯一と言う意味になります。

二つと無い、並ぶものが無い、優れたという意味なので人名や会社名に多く使われています。

また日本画の画材として「不二山」が使われています。

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