立役者は「中心となる役者、一番功績がある人のこと。」

「中心人物」と言い換えると分かりやすい。

役者は「芝居をする人のこと」。

「演技者」と言い換えると分かりやすい。

立役者は本来、芝居小屋を盛り立てる中心的役者のことを言いましたが、転じて、現代では事業やプロジェクトなどの中心的な人物のことを言うようになりました。

「立役者」は中心的功労者のことです。

「立役者」は例えば事業を計画し中心となり実績を上げてきた人物を言います。

例えば「このプロジェクトはもともと部長の発案で、彼はリーダーとして皆を指揮して、成功に導いた立役者だ、きっと将来出世することだろう」「この会社を立て直した立役者と言えば、外部から招聘した再建屋と言われていたあの人だ」と使います。

「役者」は演技者です。

「役者」はいわゆる演技する人のことです。

俳優・女優・脇役・端役などどのような役割でも、芝居人であれば役者と言えるのです。

主役は立役者ですが、あまり言いません。

現代は江戸時代ではありませんから主役と呼ぶことが圧倒的に多いのです。

「主役級の役者は立役者なのになぜ立役者と言わないのですか」「数いる役者の中でも主役を張れる立役者的な人はごくわずかだ」などと使います。

現代の「立役者」は「役者」ではありません。

「立役者」は功績を残した人のことで、役者がついても役者ではありません。

中心的な人という意味で江戸時代の芝居小屋にいた、中心的人物の立役者になぞらえているだけです。

例えば「応援しているサッカーチームが強敵に勝てたのは、1番の選手が決勝ゴールを決めたからだ、彼はこの試合の立役者だ」「立役者がいない試合は負け試合だ」などと使います。

「立役者」と「役者」の違い。

「立役者」は江戸時代の芝居小屋で主役を張っていた中心的な役者のことを言いました。

現代では功績を残した中心人物のことを言うようになっています。

「役者」は演技をする人のことで、今の立役者は主役と言っています。

「役者」の中の「役者」が「立役者」なのです。

「立役者」と呼ばれるにはそれ相当の実績・功績が認められる必要があります。

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