地震は「地球上の地表が揺れる現象のこと」。
世界中で起きるものではありますけど、特定の地域で起きやすいなど、偏りは見られる現象と言えます。
震災は「地表が揺れる現象によって起きる災害のこと」。
地震が発生したことによって、何らかの災害が起きた際に震災という言い方をします。
多少の揺れであれば、震災に発展することはまずありません。
「地震」の意味
地震とは、地球上の地表が揺れる現象のことです。
どの地域でも起きるとは言えませんが、世界中の多くの場所で発生しているものになります。
地震に関しては、その都度規模が異なっているので、大したことがないと言えるものから、かなり規模が大きいものまで幅広く存在しています。
日本人にとって、地震に遭遇するケースは多々あるので、馴染みがある現象と言えるでしょう。
「震災」の意味
震災とは、地表が揺れる現象によって起きる災害のことです。
地震が起きることで、結果的に震災になることもあるわけですが、かなり規模が大きいケースでのみ震災になると言えます。
したがって、震災と言えるケースはかなり稀であり、人生の中で何度も経験するものではないでしょう。
震災が起きると建物や家屋などの倒壊が起きたり、日常生活が一変する状況になりやすいです。
「地震」と「震災」の用法や用例
「地震は小規模ならいいけど、かなり規模が大きいと怖さがあるよな。
地表が揺れるわけだから、かなり大きいものだと本当に恐怖心を感じる。
滅多に来ないという点も影響しているだろうが。」
「震災が発生すると、国全体がかなり暗いムードになるよな。
そして、それがしばらく続く。
直接被害を受けていない人たちも同じような感じになってしまうんだ。」
地震が起きた末の震災
地震と震災は密接に関係しています。
というのも、地震が起きた結果として震災になる場合があるので、地震は震災になるケースがあり、震災は地震がなければ発生しません。
そういった感じで、お互いに関係している部分が少なからずあるだけに、地震と震災は意味は違うものの、セットで覚えておく必要がある言葉と評価できるはずです。