高齢者は「65歳以上の人のこと」。
「年寄り」と言い換えると分かりやすい。
老人は「老境に至った人のこと」。
「高齢者」と言うと分かりやすい。
高齢者はWHOにより規定があります。
65~74歳を前期高齢者、65以上を後期高齢者と呼びます。
老人は歳を取り老境を迎えている人のことです。
お年寄りとも言います。
後期高齢者と言う呼び方には抵抗がある人が多いと言われています。
「高齢者」は65歳を過ぎた人のこと
「高齢者」は人が生まれて幼児期を過ごし、学校に行き卒業してからは働き続けて定年を迎え、年金生活に入ろうとする老境を迎えた人を指すのですが、年金や医療の社会福祉関係では高齢者の生活を保障することが行われます。
そのための政策上「前期高齢者」「後期高齢者」と言う区別をして補償の割合を変えています。
「高齢者」は事務的な言い方に聞こえます。
「老人」はお年寄りのこと
「老人」と言う呼び方は少し抵抗のある人も多い言葉になります。
「お年寄り」の方が響きは良いのです。
なるべく老いたイメージの言葉は避けるべきなのですが、「御老体」「長老者」などの言葉もあります。
介護施設で「老人」と言われることは情けない気もするのでしょう。
「老人」とは今では80以上のお年寄りの感じがします。
「後期高齢者」「老人」と言う言葉は抵抗があり過ぎます。
「後期」「老人」などの言葉は、もう先がないことを言われているようで、はなはだ不適切と言わざるを得ません。
歳を重ねることは全員が「これから通る道」なのですから、もっと響きの良い呼び名に出来ないものか考えてしまいます。
日本だけでも替えられないものかと思います。
「長寿者」と言う呼び方はどうでしょう。
生きる気力が湧きそうです。
年寄りの呼び方とは気を使うよう
「高齢者」は65歳以上と世界的に決まっていることです。
日本では75歳以上のお年寄りは「後期高齢者」と決められ、医療保険が安くなるのですが、「後期」とは抵抗がある言葉です。
「老人」は「老化現象」が進んだ人のイメージが強く使いたくない言葉です。
「長寿者」は生きる気概が出る言葉で、周囲も大切にしたいと思うかも知れません。