手取りは「給料から、保険料や税金などの諸費用が引かれた後の手元に残る金額のこと」。
主にサラリーマンなどの雇用されている人たちが使う言葉です。
可処分所得は「自分が実際に使うことができる所得のこと」。
手取りと同じような意味になりますが、必ずしも給料だけに使う言葉ではなく、それ以外の場面でも使用できるケースがあります。
「手取り」の意味
手取りとは、給料から保険料や税金などの諸費用が引かれた後の手元に残る金額のことです。
サラリーマンなどであれば、収入からこういったものが引かれることになりますけど、引かれた後の実際に自分が受け取る金額に対して手取りという言葉を使います。
基本的にはサラリーマンなど、会社に雇われている人間が使う言葉と言えるでしょう。
「可処分所得」の意味
可処分所得とは、自分が実際に使うことができる所得のことです。
可処分所得に関しては、手取りと同じような意味と言えますけど、自営業などの人たちも使う言葉です。
つまり、給料以外にも使うことが可能です。
サラリーマン、自営業にかかわらず使用できるため、可処分所得の方がより多くのケースで使用される可能性があります。
「手取り」と「可処分所得」の用法や用例
「俺の会社の給料は額面はまずまずに見えるけど、手取りを見てみるとイマイチに思えるんだよな。
同世代で俺よりも高い手取りの人たちはかなり多くいるからな。
とても羨ましいと感じてくるんだよね。」
「実際の収入と可処分所得を比べるとかなり差があるな。
それだけ払っている保険料や税金が多いってことなんだろうな。
納得いかない気もするけど、しょうがないんだろう。」
手取りと可処分所得は同じような意味として使われがちである
手取りと可処分所得は同じような意味と解釈しても問題ないでしょう。
しかし、手取りは基本的にサラリーマンなど、会社で雇用されている人たちを対象に使いますけど、可処分所得はサラリーマンに加えて自営業などの人たちにも使うことができます。
したがって、そういう部分で違いがあると言えるので、認識しておくと良いと言えます。