応募は「募集に応じること」。
何らかの募集があったときに、その募集に対して応じるようなときに使用します。
志願は「特定の要望などに対して、自ら願い出ること」。
状況としては応募にかなり似ていますが、募集のように多くの人たちに知らされているものではなく、特定の人間に対する要望に応じる際に使うことが多いと言えます。
「応募」の意味
応募とは、募集に応じることです。
何らかの募集に応じる際には広く使うことができますけど、典型的なケースでは仕事における求人に応募するシーンがあります。
求人に応募するという状況は多くがしているものですから、応募と言える行為はかなり日常的なものと評価できます。
実際に使用するシーンは数多くあると言えるでしょう。
「志願」の意味
志願とは、特定の要望などに対して、自ら願い出ることです。
応募に似ている意味の言葉と言えますけど、要望に対して自分から願い出るという状況を表しているので、募集のように多くの人を対象にしているとは言えず、特定の人に対してなされたお願いを聞き入れるという意味になるでしょう。
つまり、自分に対して出された要望に応えるという意味があるのです。
「応募」と「志願」の用法や用例
「かなり魅力的なアルバイトの求人を見つけたから応募しようと思ったんだけど、すでにかなりの応募者が集まっているみたいだ。
この状況で応募しても受かる気がしない。」
「担任から学級委員をやらないかと言われていて、どうしようかなと悩んだ面もあったんだけど、せっかくだから志願することにしたよ。
頼られるのはいい気分だからね。」
応募と志願はかなり似ている言葉
応募と志願に関しては、どちらも特定の状況に応じることを意味しています。
応募は募集に対してであり、志願は要望に対してとなります。
したがって、やっている行為としては同じようなものではありますが、細かい部分で違いがあるのです。
実際は応募と志願を確実に使い分けることは厳しいと言える可能性が十分に考えられます。