雄弁は「力強く説得力のある話し方のこと」。

「饒舌」と言い換えると分かりやすい。

能弁は「口が達者な話し方のこと」。

「流暢」と言い換えると分かりやすい。

「雄弁」は説得力に関係した話し方なのですが、ともすると言いすぎるきらいがあります。

「能弁」は流暢な話し方ですが、弁護士のように考えて話すので失敗は少ないものです。

「雄弁」はおしゃべりのこと
「雄弁」は「雄」の字の通り力強い話し方、優れた話し方と言う意味になりますが、「おしゃべり」「口数が多い」と言うニュアンスも持っています。

「沈黙は金なり、雄弁は銀なり」と言う格言に有るように、「喋り過ぎることは、言わなくても良い余計なことまで言う恐れがあるので、むしろ何も言わないことも大切だ」という意味です。

「能弁」は賢い話し方
「能弁」は流暢に話すことで、話し方が上手と言うことにもなり、余計なことは喋らない賢い話し方になります。

しかし、話の内容が乏しくなる恐れもあり、「口が達者・口先だけ」とならないことが大切です。

「弁舌巧みに」「弁舌さわやかに」であれば問題ありません。

反対語は「訥弁(とつべん)」と言う言葉で、相手に上手く意思が伝わらないという意味になります。

「雄弁」も「能弁」も言葉が巧な人を言う

「雄弁・能弁」は弁護士や政治家を思い起こします。

言葉が上手くなければ務まらない職業だからですが、「言葉巧み」の裏には人の心を誘導し、欺くことや本音を隠すこと論点をはぐらかすことに手長けてしまうこともよくあります。

詐欺師と言われる人も同様で、言葉巧みに人を騙すことは非常に長けているのです。

むしろ、「朴訥」な人の方が信頼感を持てるものです。

「雄弁・能弁」は言葉が上手いこと
「雄弁・能弁」は弁護士や政治家を思い起こします。

言葉が上手くなければ務まらない職業だからですが、「言葉巧み」の裏には人の心を誘導し欺くことや、本音を隠すこと論点をはぐらかすことに手長けてしまうこともよくあります。

詐欺師と言われる人も同様で、言葉巧みに人を騙すことは非常に長けているのです。

むしろ、「朴訥」な人の方が信頼感を持てるものです。

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