素人は「特定の物事に関して、上手くないこと」。
熟練した技を持っていないという意味で使われることが多いです。
初心者は「特定の物事に関して、経験が乏しいこと」。
特定のことに関して経験が乏しいため、上手く行うことができないという意味です。
上手く行うことができないという部分においては、素人と意味はほぼ同じと言えます。
「素人」の意味
素人とは、特定の物事に関して、上手くない状況を指しています。
熟練した技を持っていないという意味で、単純に下手な人という意味があります。
下手である理由はその物事に向いていないとか、練習が足りないなど、いろいろな理由が考えられますけど、熟練した技を持っている人や上手いと言える人と比べると、劣った存在であるという意味の言葉です。
「初心者」の意味
初心者とは、特定の物事に関して、経験が乏しいことを指しています。
基本的な意味としては、経験が乏しくて下手な人という意味であり、状況としては素人とあまり変わりがありません。
ただ、下手な理由に関して、経験が乏しいという部分に限定されてしまうため、そこが初心者という言葉の特徴であり、素人との違いになると言えるでしょう。
「素人」と「初心者」の用法や用例
「子供の頃にちょっとだけ経験したことがあるけど、俺は野球に関しては素人なんだ。
だから、今度の社内での野球大会が非常に恐ろしく感じてくるよ。」
「俺は今度学校内の球技大会でバレーボールに出ることになってしまった。
バレーボールは初心者で、ほぼやったことがない。
だから、上手くこなせる自信が全くないんだけど、どうしようかな。」
素人と初心者は意味はかなり似ている
素人と初心者に関しては、特定の物事に関して下手であるという部分は共通しています。
しかし、その理由が異なっており、素人はいろいろなものが考えられますが、初心者は経験不足というものに限られます。
したがって、そこで違いを見分けていくと良いでしょう。
似ている言葉ですけど、しっかりと違いは存在していると言えるのです。