志向は「興味がある方向に向かうこと」。

「傾倒」と言い換えると分かりやすい。

指向は「物事がある方向に向くこと」。

「方向性」と言い換えると分かりやすい。

「指向」と「指向」は同音意義語になります。

どちらも全方向ではなく、限られた方向に向かうことを意味しています。

「志向」は心や興味について、「指向」は物理的なことについて使われます。

「志向」は心が向くこと

「志向」の「志」は心の動きですから、「志向」は心の欲する方向、興味の対象ということになります。

「ブランド志向が強い女性」「韓国は日本に対していつも未来志向を目指そうと言います」「未来志向は良いが、過去と現在の行いを振り返る必要が先だ」「常に上昇志向の人は成功するかも知れない」「消費者志向」「安定志向」などと使います。

「指向」は物理的

「指向」は「指さす方向」ですから、一定の方向を向いている、または対象とする物理的なものを言います。

「感度の良い指向性のアンテナを設置した」「高性能の指向性マイクで音を採る」「指向性スピーカーで聞く」「航空機に送る指向信号灯」「プログラムの世界にはオブジェクト指向という難しい言葉がある」などと使います。

「志向」と「指向」は同音異義語

「志向」と「指向」は「しこう」という同音です。

「しこう」は他に「施行・思考・試行・嗜好・至高・紙工・至高・紙工・私行」など多くの同音異義語が存在します。

そのなかで「志向と指向」は「向き」という共通項がありますから、似たものになり意味も少し似通っている部分があります。

「向きがある方向に偏っている」ということで、それが心や興味なのか物理的なものかという違いになります。

「志向」と「指向」とは

「志向」は心や興味が一定の方向を向いていることです。

「ブランド志向・未来志向・上昇志向・安定志向」などの言葉があります。

「指向」はあるものが物理的に一定方向を対象にしていることです。

「指向性アンテナ・指向性スピーカー・指向性マイク・指向信号灯」などがあり、別の使い方で「オブジェクト指向」などの言葉があります。

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