自余は「これ以外、それ以外のこと」。
特定のもの以外といった意味で使う言葉になります。
そんなに有名な言い方ではないので、知らない人も多いでしょう。
残余は「必要な量を使った後の余りのこと」。
必要な量よりも多く何かが存在していたと言えるシーンで使っていく言葉になります。
自余とはやや意味が異なっているので、そこは理解しておきましょう。
「自余」の意味
自余とは、これ以外、それ以外のことです。
特定の存在以外を示す言葉になるので、そこはまず知っておきましょう。
こういう言葉を使うことができるシーンはそれなりに多くあると思われるものの、自余という言い方はそんなに有名ではありません。
したがって、実際にこの言葉が使われるケースはそんなに多くないと言えるはずです。
「残余」の意味
残余とは、必要な量を使った後の余りのことです。
必要量を超えて存在しているものといった意味で使われる言葉になるでしょう。
自余の意味とはちょっと違っているので、そういった部分で区別をすることが可能です。
でも、こちらもそんなにメジャーな言い方ではありません。
したがって、日常生活で使用されるケースはそんなに多くないと言えます。
「自余」と「残余」の用法や用例
「人間は特定のことに集中すると、自余に関して気を配ることがしづらくなる。
したがって、それ以外のことを考えたりすることが難しいと言えるわけだ。」
「今回に関しては残余がそれなりにある。
こんなに余るのであれば、ここまで買う必要はなかったな。
したがって、必要量をかなり超えて買ってしまったと評価できるだろう。」
自余と残余は意味はやや異なっている
自余と残余に関しては表記としてはそこそこ似ています。
しかし、意味に関しては一応違いがあると言えるでしょう。
使用する場面に関しても違いがあるはずなので、そこに関しては知っておくといいです。
これらの言葉は日常生活においてはほぼ使われない言い方になりますから、そこも知っておいた方がいいと言えると思われます。
