ハンチング帽は「イギリスで狩猟用として考えられた帽子のこと」。

「鳥打帽」と言い換えると分かりやすい。

キャスケットは「ハンチング帽の一種のこと」。

「風船帽」と言い換えると分かりやすい。

ベレー帽は「画家が被っている帽子のこと」。

「フチなし帽」と言うと言い換えると分かり易い。

いずれも庶民に親しみ易いものと言えます。

「ハンチング帽」はもともと狩猟に適すように作られたものです。

「ハンチング帽」はイギリス発祥で、「ハンチング」は「狩猟」の意味があり、狩猟をする際にずれないように作られた帽子です。

日本では鳥打帽と言われ、商売人や特高刑事・探偵などが好んで使用したのです。

素材はウール・皮・ツイードなどが秋冬用に、綿・朝などが春夏用に用いられました。

種類はモナコ・アイビー・プロムナード・キャスケットなどがあります。

「キャスケット」はハンチング帽の一つです。

「キャスケット」は頭頂部が~8枚の素材から出来ていて膨らんだ形をしていることから「風船帽」ともいいます。

語源はフランス語の「カスク=かぶと・ヘルメット」から来ています。

大きな前ひさしの付いているもので、主に労働者階級・下層階級で好まれました。

当時は新聞売りの帽子でもあったのですが、現在はファッションアイテムの一つになっています。

「ベレー帽」は画家が被るイメージが強いです。

「ベレー帽」の語源は「ビレッタ=角帽」からと言われていて、原形となるものはギリシャ時代に遡ります。

スペインのバスク地方の農民の間に広がり、今の形が決まりました。

丸く縁なしで、頭の中心にチョボと言う平丸のつまみがあります。

「バスクベレー」と軍隊で使われる「アーミーベレー」の種類があります。

画家が好んで被るものと言う印象の強いものです。

いずれも縁なしの帽子になります。

いわゆる帽子は縁が有るものを想像しますが、「ハンチング帽」「キャスケット」には一部ひさしが有るものもあるものの、「ベレー帽」にはありません。

比較的高価な縁あり帽子に対して、ひさしがない分安価に作られると思われ、庶民の間に広がったと思われます。

いずれも、現在はファッションの道具として使われ愛用されています。

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