検証は「特定の状況などについて、証拠などを探しながら調べていくこと」。
ただ普通に調べていくだけではなくて、何かしらを断言することができるような証拠を見つけていくというのが検証の意味になります。
検討は「特定の状況などについて、ただ調べていくこと」。
特にこれといった明確な証拠などを見つけることなく、推測などを含めて調べていくのです。
「検証」の意味
検証とは、特定の状況などについて証拠などを見つけながら、断言できるような状況になるまで調べていくことです。
したがって、かなり細かくしっかりと調べるというのが検証になるわけです。
検証をするためには時間や手間がかかりやすいと言えるので、そういった行為をすることを嫌う、避ける人たちもいますから、実際に検証をするのは大変だということです。
「検討」の意味
検討とは、特定の状況についてただ調べていくことを意味しています。
証拠のようなものを探すわけではなく、推測などを含めて、何が言えるか？を考えていくのです。
したがって、検証をするということと比べたら、結果についての信ぴょう性は低いですけど、時間や手間はかかりにくいということが言えるので、そういう特徴を持っているのが検討になります。
「検証」と「検討」の用法や用例
「犯人が駅に向かうまでに通ったと思われる道のりに関して、どのくらいの時間があれば駅までたどり着くことができるのか？実験をして検証をしてみよう。」
「このプロジェクトを実行する前に、本当に成功するのだろうか？ということを検討していきたいと思う。
考えられるリスクなどについてとりあえず案を出してみてほしい。」
検証と検討は時間や手間の違い
検討と検討という言葉は、それぞれにかける時間や手間の違いというのが大きいです。
検証の方がより時間や手間をかけて、しっかりと調べる、考えることになります。
検討は相対的に時間や手間をあまりかけませんから、そこで出た答えなどに関しても信ぴょう性は薄くなります。
そういったところが違いとしてはありますから、しっかりと覚えておきましょう。
