すねたり、やりなげになってしまうことをいいます。
元々は家出するという意味があります。
「さや(鞘)」から「ぐれる(外れる)」から、刀が収まる筒から外れる意味から転じて、自分の収まるところから外れるになり、家出するになりました。
現在では家出という意味では使われておらず、やりなげになるという意味で使用されています。
「身も蓋もない」
ものごとを直接的に表現し過ぎていて情緒のないことを言います。
会話のなかでは批判的な意味合いで使用されます。
由来は、容器本体も蓋もないという意味です。
容器も蓋もないから中身が丸出しという意味ではなく、本体も蓋もない状態の何もないことを指しています。
つまり、何もない、話にならないというような意味合いになります。
「ピックアップ」
英語のpick upのことです。
日本語では拾い上げる、選び出すという意味で使用されています。
ビジネスシーンでは車で迎えにいくことを言ったりします。
スマホゲームのガチャで出てくるキャラクターが固定されている場合にも○○ピックアップと表現されます。
英語のpick upでは拾い上げると選び出す以外にも調子が良くなるという意味があります。
「気付」
「きづけ」か「きつけ」と読みます。
主に濁点のついた「きづけ」の方で読まれます。
注意をそくすという意味と、郵便物を相手の住所に送らずに、相手の関係のある場所や立ち寄る場所(相手の職場など)に送るときに気を付けてほしいという意味で宛名につける言葉です。
宛名に気付と記載したときは、気付のあとは改行して誰宛なのかを書くと分かりやすくなります。
「かしこまりました」
「わかりました」の丁寧語になります。
上司や目上の方から言われたことに対して「わかりました」という返答をする場合に使用します。
かしこまるは目上の方の話を謹んで聞くという意味合いになります。
漢字では「畏まりました」となりますが、畏を「かしこ」と読むのは常用外漢字の読み方になるので、ビジネスシーンではひらがなの「かしこまりました」が使用されています。