「味噌を上げる」と「手前味噌を並べる」の違い・意味と使い方・由来や例文

味噌を上げるは「自慢すること」。

シンプルな意味となっているので、多くのシーンで使っていくことが可能であると言えます。

しかし、ちょっとマイナーな表現になります。

手前味噌を並べるは「自分で自分を褒めること」。

味噌を上げるに表記が近く、意味も似ているので、区別しづらいと言える可能性があるんじゃないかと思われます。

「味噌を上げる」の意味

味噌を上げるとは、自慢することです。

この意味であれば、いろいろなシーンで使用できる可能性が高いと言えるでしょう。

しかし、この言い方はあまり知られていませんし、実際に使っている人も少ないです。

見聞きしづらいという意味では、馴染みを感じづらいと言えるので、そこは理解しておきましょう。

自分でもまず使いません。

手前味噌を並べるとは、自分で自分を褒めることです。

自慢するとは同じ意味ではないものの、似ている部分があるので、味噌を上げると同じような意味を持っていると言えるでしょう。

しかし、こっちの方が有名な言い方になります。

これを知らない人はほとんどいないはずですし、そこは重要なポイントであると評価できるのです。

「味噌を上げるというのは、多くの人が日常的にやっている可能性があるけど、あまりにも度が過ぎると、周囲の評判を下げてしまう可能性がある。

だから、そこは前もって気を付けておこう。」

「手前味噌を並べるというケースは、そんなに多くは見られない。

でも、そういう光景はたまに見られる。

自画自賛したくなるようなケースはあるわけだ。」

味噌を上げると手前味噌を並べるは、意味は同じではないですが、似ているという評価は十分にできるでしょう。

だから、同じような場面で使っていくことができるはずです。

手前味噌を並べるは知っている人はそこそこいそうですけど、味噌を上げるは知っている人はあまり多くなく、どうしても馴染みを感じづらい面があると言えます。