場末は「都市の中心からちょっと離れた場所のこと」。
つまり、都市の雰囲気がどうしても感じづらいエリアに対して使っていく言葉になります。
町はずれは「そのエリアの中心地から距離があるところのこと、郊外のこと」。
このような意味で使いますから、場末と同じような意味であると評価できると思われます。
区別しづらい言葉と評価できるでしょう。
「場末」の意味
場末とは、都市の中心からちょっと離れた場所のことです。
都市から距離があるということで、都市の雰囲気はあまり感じられないケースで使うことが多い言葉になります。
実際に場末と表現できるような場所はそれなりにあるはずですが、場末と言えるかの判断については主観的になってしまう面もあるので、そこは知っておきましょう。
「町はずれ」の意味
町はずれとは、そのエリアの中心地から距離があるところのこと、郊外のことです。
中心地ではないので、そんなに栄えていないという意味になります。
町はずれに関しては、郊外という言い方が分かりやすいかもしれません。
都会ではないという点がやはり大きなポイントになりますから、そこに関して覚えておくといいと思われます。
「場末」と「町はずれ」の用法や用例
「この辺は完全に場末という感じだな。
すでに都市の雰囲気はほぼ感じられない。
ただ、都市に向かうときには、そこそこ便利な地域という言い方はできるかもしれない。」
「こういった町はずれの地域は中心地という雰囲気ではないものの、郊外という雰囲気でそんなに悪くないと思う。
住む場所としては割といいんじゃないかと思うんだ。」
場末と町はずれは雰囲気は似ている
場末と町はずれに関しては意味はほぼ同じであり、雰囲気はそれなりに似ていると言えるでしょう。
したがって、両者は意味においては区別しづらい表現であると言えるでしょう。
ただ、どちらかと言えば、町はずれの方が有名な言い方になるので、そこは覚えておくといいと思われます。
つまり、両者は使用頻度において違いがあるのです。
