不滅は「滅びないと言えること」。
今後、特定の存在が滅びることはないと言えるケースで使います。
使える場面は少ないですが、知名度はかなり高い言い方です。
不磨は「すり減らないこと」。
特定のものについて、すり減らない、つまりなくならないという意味で使っていく言葉です。
不滅の意味に似ている箇所はありますが、違いもあります。
「不滅」の意味
不滅とは、滅びないと言えることです。
ある存在が滅びることはないと断言できるようなシーンで使っていきます。
今後ずっと存在し続けられるという確信があるようなケースで使っていくので、実際に使用できるシーンはそこまで多くないという評価ができます。
でも、知名度はかなり高くなっているので、これを知らない人はほぼいない状況です。
「不磨」の意味
不磨とは、すり減らないことです。
すり減らないということは、消耗しないとか、なくならないという意味になります。
滅びないとはちょっとニュアンスが異なりますけど、不滅の意味に似ている部分はあると言えるでしょう。
明らかな意味の違いはないのではないかと思われます。
しかし、不磨という言い方は知っている人はあまり多くないです。
「不滅」と「不磨」の用法や用例
「不滅と言えるようなケースはなかなかない。
今後も滅びることがまずないと言い切れるケースに関しては、どうしても少ないだろう。
したがって、この言葉はやや使いづらい。」
「不磨と言えるケースはあるかもしれないが、数としては多くないんじゃないか。
全くすり減らない、消耗しないという状況はあまり考えられないと言えるんだよ。」
不滅と不磨は知名度に差がある
不滅と不磨は意味は似ていると言えるでしょう。
完全に一致しているわけではないものの、十分に似ていると言えるのではないかと思われます。
でも、不滅と比べたときには、不磨は知っている人は多くなく、マイナーな表現であると評価できるでしょう。
そこに関しては区別しやすいポイントになってくるので、しっかりと頭に入れておきましょう。