緯度は「赤道を中心に北極点から南極点までを180等分した線のこと」。

「北緯南緯」と言い換えると分かりやすい。

経度は「経度0の本初子午線から東西に180度等分した線のこと」。

「東経西経」と言い換えると分かりやすい。

「緯度・経度」は地球上のあらゆる場所を座標で表せるようにした座標軸のことです。

1度は分、秒と細かく表せます。

「緯度」は南緯と北緯

「緯度」は南北の座標軸のことです。

北半球では赤道を0度として北に「北緯0度から北緯90度まで」を設定しています。

北緯0度は赤道を、北緯90度は北極点を示します。

東京は北緯35度41分付近に位置しています。

同じ緯度にある国はインド、イラン、ギリシャ、アメリカ、モロッコなどです。

南半球では「南緯0度から南緯90度まで」を設定しています。

南緯0度は赤道を、南緯90度は南極点を示します。

南緯35度付近の国には、オーストラリアやアルゼンチンがあります。

「経度」は東経と西経

「経度」は東西の座標のことです。

北半球も南半球も共通して「経度」が設定されています。

「経度0度」の線を「本初子午線」と言い、イギリスのグリニッジ天文台とされています。

本初子午線から西に「西経0度から西経180度まで」を設定しています。

本初子午線から東が東経となり180度まで設定されています。

西経180度と東経180度の合わさる線を日付変更線と呼んでいますが、行政区分の都合で一直線ではありません。

日本の緯度と経度は

日本は「北緯35度、東経135度」付近に位置します。

東西及び南北に広範囲に広がる島国なのです。

欧米から見れば日付変更線の近くの東のハズレですから「極東地域」と呼ばれます。

東経135度の子午線が走る明石市は日本の標準時の起点となっています。

広大な国土を持つアメリカや中国の様に標準時が複数設定されず、一つになっています。

「緯度」と「経度」とは

「緯度」と「経度」は地球に設定された座標軸のことです。

地球上であればどのような場所も緯度経度で細かく特定ができるのです。

「緯度」は南北、「経度」は東西を示します。

基準になるのは「緯度」は「北緯0度、南緯0度」の赤道で南北方向に90度設定されています。

「経度」は「東経0度、西経0度」の本初子午線が世界の基準になりイギリス・グリニッジを通ります。

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