諸所は「いろいろな場所のこと」。
不特定多数の場所を指していますけど、複数存在している点は知っておかないといけません。
そこは大きなポイントになってきます。
各所は「いろいろな場所のこと」。
諸所と同じような意味であり、そういう部分では差を感じられないでしょう。
しかし、各所の方が知名度は高いので、そこは知っておきましょう。
「諸所」の意味
諸所とは、いろいろな場所のことです。
こういう意味ですから、普段からよく使っていくことができるでしょう。
しかし、諸所についてはマイナーな言い方になるでしょう。
このような言い方は知っている人は少数派になります。
だから、親しみを感じられる可能性はかなり低いのではないかと思われるので、そこは理解しておきましょう。
「各所」の意味
各所とは、いろいろな場所のことです。
諸所と同じ意味で使っていくことができます。
基本的にはこちらの方が有名な言い方になります。
諸所は聞いたことがない人が多いものの、各所は多くの人たちが聞いたことがある状況でしょう。
いろいろなシーンで使われていますし、自分でもそれなりに使っている状況ではないかと思われるのです。
「諸所」と「各所」の用法や用例
「今日は諸所において、雪が降っている状況らしい。
全国的に気温が低くなっているみたいで、そういう部分が確認できる気候と言えるわけだ。」
「今日は各所において、真夏日を記録しているらしい。
いろいろな地域で、かなり気温が上がっており、とにかく暑い状況であると言えるんだ。
今日は外出する気にならないかもしれない。」
諸所と各所は知名度で区別ができる
諸所と各所については、意味は同じでしょう。
基本的には違いと言えるポイントはないので、意味では区別はできないと言えるのではないかと思われます。
そこはちゃんと理解しておきましょう。
しかし、各所は多くが聞いたことがある表現になりますけど、諸所は大半の人は知らないと言える可能性があります。
ここは区別しやすいです。