縄張り意識は「自分たちの領域を主張する、守ろうとする意識のこと」。
これは物理的なスペースのみならず、自分たちの業務の範囲とか、そういった部分も含みます。
セクショナリズムは「自分たちの組織の利益を優先すること」。
それによって、他の組織に協力しないなどの状況が見られると言えます。
会社の中で使われやすい言葉です。
「縄張り意識」の意味
縄張り意識とは、自分たちの領域を主張する、守ろうとする意識のことです。
動物において使うこともありますが、人間社会での使用もそれなりにあり得るので、そこは覚えておきましょう。
また、物理的なスペースのみならず、それ以外のシーンでも使うことができます。
だから、例えば自分たちの業務の範囲などの意味で使われることがあります。
「セクショナリズム」の意味
セクショナリズムとは、自分たちの組織の利益を優先することです。
会社において使われることが多く、たいていの場合は自分たちの部署の利益を優先するという意味で使われやすい言葉になります。
したがって、会社内でそれぞれの部署同士が競い合っているケースで使うことが多く、協力関係にないという言い方もできるでしょう。
「縄張り意識」と「セクショナリズム」の用法や用例
「縄張り意識が強くなると、それぞれの人たちが結束しづらくなる。
そうなると、組織全体として統制がとりづらくなってしまうと言えるのではないかと思うんだ。」
「会社ではセクショナリズムが起きている可能性があり、会社全体ではなく、それぞれの部署を中心に考えてしまう状況があり得る。
そこは気を付けたい部分になるだろう。」
縄張り意識とセクショナリズムは知名度で区別ができる
縄張り意識とセクショナリズムは同じような意味がありますから、同様のシーンで使っていくことができる可能性があるでしょう。
ただ、どちらかと言えば、縄張り意識の方が有名と言えます。
セクショナリズムという言い方は聞いたことがある人はどうしても限られますから、そこは頭に入れておいた方がいいのではないかと思われます。