「反省」は、みずからを省みて、悪い点がなかったかどうかを考えることです。
英語では「reflection」「soul-searching」「reconsideration」で表されます。
「内政」という意味の場合「reflection」「soul-searching」を使います。
「再考」という意味の場合「reconsideration」です。
「このことに関して君の反省を促したい」は「I want you to do some soul-searching about this. 」です。
「自省」は、自分の態度や行為を反省することです。
英語では「self-examination 」で表されます。
「自省する」は「examine oneself」「reflect on oneself」です。
「内省」は、深く自己を省みることです。
英語では「reflection」「introspection」で表されます。
心理学の「内観」という意味の場合「introspection」を使います。
「自分の行動を内省すると恥ずかしい思いがする」は「When I reflect on my conduct, I feel ashamed of myself. 」
「When I look back on what I have done, I feel ashamed of myself. 」です。
「反省」の意味
「反省」は、以下のような意味です。
①みずからを省みて、悪い点がなかったかどうかを考えることです。
②みずからを省みて、自分が悪いことをしたとはっきり認めることです。
以下のように使います。
深く反省する 相手に反省を促す 日々反省怠らない わが身を反省して悔恨の思いに泣く
不祥事を招いたことを反省する 反省の色が見られない
「自省」の意味
「自省」は、自分の態度や行為を反省することです。
以下のように使います。
深く自省する 相手に自省を促す 高慢な言動を自省せよ
☆reflect on
「reflect」の原義は「もとへ曲げる」→「曲げ返す」に変化しました。
自動詞の意味は「熟考する・頭に浮かぶ」「良い印象を与える」です。
「彼は何がうまくいかなかったのか思い起こしながらそこに座った」は「He sat there reflecting on what had gone wrong. 」です。
「内省」の意味
「内省」は、以下のような意味です。
①深く自己を省みることです。
「反省」と同じ意味です。
②心理学に於いて、「内観」と同じ意味です。
自分の意識体験(精神状態やその働き)を自ら観察することです。
以下のように使います。
深く内省する 内省的な態度 自己を内省する
☆関連語
「猛省」は、強く反省するということです。
多くの場合、相手に反省を促す場合に使います。
文章語です。
「責任者の猛省を促す」「不手際を猛省する」のように使います。
「反省」は、省みて悪い点がなかったかどうかを考えること、「自省」は 自分の態度や行為を反省すること、「内省」は 深く自己を省みることです。
「反省」「自省」「内省」は、類語です。
「猛省」は、これらの言葉の関連語です。
共通する意味は「自分の過去の言動やあり方を振り返ってその可否、善悪などを考えること」です。
「反省」が、最も一般的に使われます。
「自省」は、「自分自身のこと」という点を強調した言い方です。
「内省」は、自分の心の中を観察することで、道徳的な意味合いは含まれません。