肩身が狭いは「世間に対して引け目を感じている状況のこと」。
自分の状況などにおいて、劣等感を抱いているケースで使用する言葉であると言えるでしょう。
合わせる顔がないは「面目ない状況であり、ある人に会うことができないこと」。
特定の人に会ったらどんな顔をされるか、かなり不安を感じている状況において使うことが多い表現です。
「肩身が狭い」の意味
肩身が狭いとは、世間に対して引け目を感じている状況のことです。
つまり、自分が劣っていると感じられる部分があったときに、そこに関して気にしてしまう、悩みに思ってしまうと言える場面で使っていく言葉になります。
それなりにメジャーであり、知っている人はかなり多いでしょう。
そこそこ見聞きしやすい表現になります。
「合わせる顔がない」の意味
合わせる顔がないとは、面目ない状況であり、ある人に会うことができないことです。
何らかの失敗をしてしまったケースで使うことが多い言葉です。
その結果として、世間や特定の人になんて思われるか分からないので、恐怖などを感じているという状況です。
肩身が狭いと意味は似ているものの、全く同じではないと言えるでしょう。
「肩身が狭い」と「合わせる顔がない」の用法や用例
「ある程度の年齢になって、独身でいるというのは、なんとなく肩身が狭い気がするんだ。
独身でいることが悪いわけではないが、世の中の雰囲気としてはそんな感じだ。」
「あれだけサポートしてもらったのに、結果的に上手くいかなかった。
このままだと合わせる顔がないんだよな。
せっかくあんなに協力してもらったというのに。」
肩身が狭いと合わせる顔がないは意味がやや似ている
肩身が狭いと合わせる顔がないに関しては、意味は同じではないものの、雰囲気として似ていると言える部分はあるでしょう。
したがって、同じような場面で使っていくことができる可能性があります。
ともに知名度は高い言い方になりますから、知っている人はかなり多くいるでしょう。
馴染みを感じやすい言い方になる可能性があります。