敵情は「敵の様子のこと」。
敵の様子を探るような場面で使うことが多い言葉になります。
敵情視察などの言い方をすることが特に多いと言えるでしょう。
戦況は「戦いがどうなっているかということ」。
敵情の意味とは同じではないですけど、同じような場面で使っていくことができる可能性はあります。
戦況の方がやや有名な言い方です。
「敵情」の意味
敵情とは、敵の様子のことです。
敵の様子がどうなっているかを表す意味の言葉になります。
敵情視察といった言い方をするケースが多く、敵の様子を調べてくるようなシーンで使用することが多いと評価できます。
日常的にはあまり使用されない言葉になりますが、知っている人に関してはそこそこいる可能性が高いと言えるでしょう。
「戦況」の意味
戦況とは、戦いがどうなっているかということです。
戦いの様子に関する言葉なので、敵の様子ではない点は大きなポイントになるでしょう。
敵情の意味に似ている部分はあるものの、全く同じ意味ではないので、区別できる箇所はちゃんとあります。
知名度に関しては、同じような状況ではないかと思われるので、そこも覚えておきましょう。
「敵情」と「戦況」の用法や用例
「敵情視察は重要だ。
実際に戦闘をする前の時点で、相手の情報がどれだけあるかという点はかなり大きいと言えるから。
したがって、ここはきちんと調べておく必要がある。」
「戦況に関しては今のところは有利な状況だろう。
しかし、時間が経てば大きく変わることもあるから、注意深く見ていく必要があるし、油断しないようにすべきだ。」
敵情と戦況は意味で区別ができる
敵情と戦況は使用する場面は似ていると言えるものの、意味はそこそこ違いが存在しています。
したがって、両者はそういったところで区別をしていくことができるでしょう。
そして、知名度については同じような状況と評価できると思われます。
だから、使用頻度も同じくらいと言えるはずなので、ここは覚えておいた方がいいです。