「天資英明」と「天資英邁」の違い・意味と使い方・由来や例文

天資英明は「生まれつき才知が人より抜きん出ており、大変優れている状況であること」。

普通の人と比べて、何らかの部分が優れているというケースで使う言葉ですが、言葉自体はあまり有名ではないでしょう。

天資英邁は「生まれつき優れた賢明な資質を備えている状況のこと」。

人よりも優れた面を持っており、それが生まれつきという点が特徴と言えるでしょう。

「天資英明」の意味

天資英明とは、生まれつき才知が人より抜きん出ており、大変優れている状況であることです。

要するに天才と表現できるような人に対して使っていきます。

何らかの部分において、普通の人よりも優れている部分が観察されるケースで使用するので、ここは覚えておくといいでしょう。

でも、言葉自体の知名度はあまり高くないため、そこは理解しておいた方がいいと思われます。

天資英邁とは、生まれつき優れた賢明な資質を備えている状況のことです。

才能に溢れている状況とも評価でき、意味は天資英明とあまり変わらない状況でしょう。

だから、使用する場面はほぼ同じになるのではないかと思われます。

しかし、こちらについても知名度は低く、有名とは言い難い言葉になりますから、基本的には日常生活において見聞きすることはまずないです。

「天資英明と言えるような人は、生まれた時点で凡人とは違っていたんだろうな。

親の遺伝子が優れていたのか、他に原因があるのかは不明だが。

そういう人もいるということだ。」

「天資英邁と言える人は、生まれつき備わっている才能が俺たちとは違う。

そういう人たちは人生を生きるうえで必要な能力が非常に高いと言えるだろう。」

天資英明と天資英邁はともに生まれた時点で非常に優れた才能を持っていた、人とは違う部分を持っていたという意味になり、そういった場面で使う言葉と言えます。

意味においては区別できるポイントはなく、同じ意味と解釈するのが妥当です。

また、使用頻度に関しても違いと言えるほどのものはないので、同じと解釈するのがいいでしょう。