福音は「キリストによって救われるという教えのこと、いい知らせのこと」。
どちらの意味でも使うことがありますが、前者は宗教に関連した場面が顕著です。
後者は日常生活で使われることになりますが、そんなに頻繁には耳にしません。
吉報は「おめでたい、喜ばしい知らせのこと」。
多くの人たちにとって嬉しいと感じるような知らせに対して使っていきます。
かなりメジャーな表現であると言えます。
「福音」の意味
福音とは、キリストによって救われるという教えのこと、いい知らせのことです。
この福音に関しては、宗教に関連した場面で使われることが特に多いでしょう。
したがって、後者の意味についてはそこまで使用されません。
同じような意味の言葉が他にもたくさんあるので、そちらが特によく使われている傾向にあると言えるのです。
「吉報」の意味
吉報とは、おめでたい、喜ばしい知らせのことです。
したがって、福音と同じような意味を持った言葉と言えます。
ただ、単純にいい知らせを表すときには、吉報の方がよく使われている状況であり、こちらの方がどうしてもメジャーであると評価できるでしょう。
吉報という表現は多くが使用しており、馴染みを感じやすい言葉と言えます。
「福音」と「吉報」の用法や用例
「世界史の宗教の分野において、福音という言葉を知った。
この福音はキリスト教においてよく出てくる言葉みたいで、非常に印象に残っているんだよね。」
「吉報を待っているが、果たしてどうだろうか。
初めて選挙に出馬したものの、やはり当選できるかどうかは非常に不安と言える。
この苦痛から早く逃れたいという思いが今は強い。」
福音と吉報は同じ意味を持っている
福音と吉報については同じ意味を持っている状況です。
どちらもいい知らせを表すことができるので、そこは共通点であると言えるでしょう。
しかし、いい知らせを表す際には、吉報が使われることが多く、福音を使うケースはあまり多くありません。
したがって、そういう部分で両者は違いを見出すことができると評価できるでしょう。
