行跡は「人がこれまでに行ってきた事柄のこと」。
これまでの人生においてどんなことをやってきたかという意味で使うことができます。
知名度は高くありません。
素行は「普段における品行のこと」。
普段どんな風に過ごしているかに関して評価をするような場面で使っていく言葉になります。
行跡の意味に似ていますが、同じではないです。
「行跡」の意味
行跡とは、人がこれまで行ってきた事柄のことです。
特定の人のこれまでの生き方や実績のような部分を示す言葉になるでしょう。
こういった言葉を使う機会は実際にあるものの、行跡という言葉はあまり有名ではないので、知っている人はそんなに多くないでしょうし、どうしても馴染みは感じづらいと評価できるのではないかと思われます。
「素行」の意味
素行とは、普段における品行のことです。
普段の態度や過ごし方などに対して使用する言葉になります。
品行を表す言葉なので、行跡とは同じ意味ではありません。
しかし、似ている部分もあります。
一般的には素行の方がメジャーな言い方になるので、ここについては覚えておくといいでしょう。
両者は使用頻度において区別ができると言えます。
「行跡」と「素行」の用法や用例
「特定の人を評価する際には、やはり行跡という部分は重要だ。
そういった箇所について調べることで、どのような能力か、人柄かという部分が理解しやすいはずだ。」
「素行というのは、その人の評価にどうしても影響する。
普段の過ごし方に関して、特に問題がない場合にはその人に対する印象は基本的によくなる傾向があるだろう。」
行跡と素行は意味はやや似ている
行跡と素行に関しては意味は同じではないものの、似ている部分は一応あるでしょう。
したがって、そこは理解しておいてほしいです。
ただ、両者は使用頻度の面で違いを感じやすいです。
素行はそれなりに有名であり、使われやすい表現ですが、行跡に関してはあまり知られていない表現なので、使われにくい状況であると評価できます。