プレーリードッグとホシジリスは、どちらもリス科に属しています。

プレーリードッグは体長が30?40センチほどで、毛色はほとんど淡い茶色です。

草原地帯に穴を掘って巣穴を作り、群れて生活します。

ホシジリスは体長が20?30センチほどで、体重は100?200グラムです。

毛色は背中が茶色や赤みがかった色などいろいろあります。

「プレーリードッグ」の生態

プレーリードッグはオス一匹とメス数匹の家族を作ります。

コヨーテやタカなどが天敵であり、近づくと犬のような鳴き方をして仲間に知らせます。

植物や虫などを食べて、降水の少ない地域で生活するので植物から水分を摂取します。

巣穴の周りの草が自分より大きくなると刈り取るので、草原が荒れることはありません。

また、巣穴の周りの草を目当てに近寄る動物もいます。

「ホシジリス」の生態

ホシジリスはメキシコとアメリカの中央部と南部に生息していて、砂漠地帯や牧草地に点在します。

なぜならあまり植物が生えていないところに巣穴を作るからです。

換毛期は一年に二回あり、夏毛と冬毛に変わります。

灌木やサボテンなどの植物や昆虫を食べます。

主な活動は食料探しや、日光浴、警戒鳴き、毛づくろいなどです。

「プレーリードッグ」と「ホシジリス」についてその他

プレーリードッグはペットとして日本で人気があり、ペストなど感染病を防ぐために輸入が禁止されました。

アメリカなどでは巣穴で家畜が怪我をしたり、畑を荒らすことから害獣として見なされています。

大規模な駆除は毒物が使われます。

ホシジリスは繁殖期に求愛行動を行い、オスが巣穴に入ったり出たりしてメスにアピールします。

「プレーリードッグ」と「ホシジリス」のまとめ

プレーリードッグとホシジリスは、見た目は似ていますが生態も似ているとこらがあります。

レーリードッグは巣穴で生活し、仲間意識が強くて家族で生活したり天敵から仲間を守ろうとします。

ホシジリスも巣穴で生活し、よく警戒鳴きや毛づくろいなどをして過ごします。

プレーリードッグの場合は日本で人気があった一方で、アメリカなどでは害獣とされています。

おすすめの記事