持て余すは「扱い方や処理に困る状況のこと」。
一般的には暇を持て余すという表現が有名であり、そういった言い方をするケースが特に多いと言えます。
手に負えないは「自分ではどうしようもないこと、処理に困ること」。
持て余すの意味にそれなりに近いです。
同じようなシーンで使っていくことができる表現になると言えるでしょう。
「持て余す」の意味
持て余すとは、扱い方や処理に困る状況のことです。
持て余すという言い方をするシーンはだいたい決まっており、暇に対して使うことが多いでしょう。
それ以外のシーンで使用することはそんなに多くありません。
つまり、暇な時間をどう過ごしていいか分からない、そういった状況において使うと言えます。
かなりメジャーな言い方です。
「手に負えない」の意味
手に負えないとは、自分ではどうしようもないこと、処理に困ることです。
処理に困るという意味があるので、持て余すの意味にそれなりに近いと言えると思われます。
同様のシーンで使うことができるでしょう。
しかし、手に負えないの場合には、対象が人などの生き物であるケースが多いので、そこに関してはポイントになると評価できます。
「持て余す」と「手に負えない」の用法や用例
「今日はやることがない。
暇な状況は確かに嬉しいものの、あまりにも暇すぎるのも困るな。
完全に暇を持て余している状況で、何をしたらいいか分からない状況なんだ。」
「この猫はあまりにも元気で、かなりやんちゃで俺には手に負えない感じだな。
したがって、実際に飼うのであればもっと大人しい方がいいと思えてくるんだよな。」
持て余すと手に負えないは意味がそれなりに似ている
持て余すと手に負えないはともに処理に困るといった意味が存在しており、そういう部分においては意味が似ています。
したがって、同じようなシーンで使える可能性があるのです。
ただ、持て余すは暇に対して使うことが多いものの、手に負えないは生き物に対して使うことが多いので、そこに関しては知っておくといいのではないかと思われます。