名答は「正しい答えのこと」。
何らかの質問をした際に、その質問の答えとして非常に適当であるケースで使っていきます。
ご名答という言い方も有名です。
明答は「明確である答えや返事のこと」。
名答とはちょっと意味が異なります。
また、明答という言い方はメジャーではないので、知らない人も多くいるのではないかと思われます。
「名答」の意味
名答とは、正しい答えのことです。
特定の質問に対する答えとして問題ないと言えるケースで使います。
クイズなどを出題するシーンでは特に使用されやすい表現と言えるでしょう。
実際はご名答という言い方をするケースがそれなりに多いので、そこに関しても同時に覚えておいてほしいです。
それなりに知名度が高い言葉と言えます。
「明答」の意味
明答とは、明確である答えや返事のことです。
答えや返事が明確であるシーンで使う表現になるので、はっきりと答えているようなシーンで使われると言えます。
名答とは意味がやや異なっていますし、知名度は相対的に低いと言えると思われます。
だから、基本的には区別しやすい言葉と言えるのです。
馴染みは感じづらい表現と評価できるでしょう。
「名答」と「明答」の用法や用例
「この問題はかなり難しいと思っていたけど、そんなにあっさりご名答が出るとは思わなかった。
世の中にはいろいろな分野に詳しい人たちがいるということだな。」
「今回の依頼について、明答は出なかった。
相手としても迷っているようだな。
したがって、はっきりとした返事はまだできないのだろう。
仕方ないとは思うけどね。」
名答と明答は使用頻度が異なる
名答と明答は意味に関して多少なりとも異なっている面がありますけど、やはり使用頻度に関して大きな違いがあると言えます。
基本的には名答はそこそこ有名ですけど、明答に関してはそんなに有名ではないでしょう。
したがって、両者はそういう部分で区別をしていくことが可能になります。
ともに日常生活ではあまり使われませんが。
