天気予報には、いろいろな時間を表す言葉がありますが、同じように思えるものがあります。

「明け方」と「朝のうち」も、その一つです。

どちらも夜明け前後を指しているように見えますが、時間としては明確に分かれています。

「明け方」は、一日における午前3時からの3時間、「朝のうち」は、午前6時からの3時間を指しています。

天気予報の「明け方」とは

天気予報でよく出てくる言葉として「明け方」が挙げられます。

一日のうちの特定の時間を表す用語ですが、これは気象庁によって明確に決められています。

天気予報で出てくる「明け方」とは、午前3時から午前6時までを指す言葉となっています。

おおよそこの時間帯で何か天気の変化があれば、この用語が登場することになります。

天気予報の「朝のうち」とは

天気予報でこちらも登場する頻度が高い言葉として「朝のうち」があります。

この言葉が指す時間帯も気象庁によって明確に決まっており、午前6時から午前9時までを指す言葉として、「朝のうち」が使われています。

2007年からは気象庁の時間帯を示す用語に改定があり、「朝のうち」ではなく、現在では「朝」となっていますが、今も一般的な用法として使われることがあります。

夜明けを基準に言葉を使い分ける

天気予報における朝を指し示す用語は、「夜明け」を基準に決めていると考えられています。

日本における夜明けは、おおよそ5時から6時のあたりですから、この時間を基準に決められています。

「明け方」と「朝(朝のうち)」を分ける基準は、日本における夜明けとして一般的な午前6時となっています。

この時間を超えるかどうかで、天気予報で使用される言葉が変わっていくのです。

一般的に「明け方」は、朝起きる前のあたり、「朝のうち」は朝起きた後

「明け方」は、一般的な会社員が起きるかもしれない午前6時よりは前にあたります。

眠っているときに何かしらの天気になっていることが多いです。

一方、「朝のうち」は午前6時以降を指します。

「明け方は雨が降りますが、朝のうちにやむ」という場合には、多くの会社員が出勤するころには雨がやんでいるということです。

「朝のうち」は午前中の中でも9時までを指すので、出勤時や登校時の天気を気にするときには、「朝のうち」に注目しましょう。

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