しびれるは「感覚が失われた状態になること、うっとりすること」。
どちらの意味でも使います。
したがって、両方とも覚えておく必要があると評価できるでしょう。
グッとくるは「何かしら感銘や感動を覚えること」。
漠然とした意味ですが、自分として感銘や感動の感覚を覚えたときに使うことができます。
若い人たちが使用する傾向にある言葉です。
「しびれる」の意味
しびれるとは、感覚が失われた状態になること、うっとりすることです。
どちらの意味でも使用するので、そこはポイントになります。
一般的には前者の意味で使用されやすいです。
手足などがしびれて、上手く動かせなくなるような状況で使います。
ただ、何かしらのものなどに対して感動したりした結果、うっとりする場面でも使うと言えます。
「グッとくる」の意味
グッとくるとは、何かしら感銘や感動を覚えることです。
したがって、しびれるの一部の意味に似ています。
こちらも何かしらの対象に対して、うっとりするような場面があったときに使用するので、同じような場面で使うことができるでしょう。
意味においてはそこまで違いはありませんが、感覚が失われるといった意味はありません。
「しびれる」と「グッとくる」の用法や用例
「この曲は何度聞いてもしびれる。
今まで何回聞いたか分からないけど、本当にそのたびに感動すると言えるんだ。
ここまで俺をうっとりさせる曲はそうはないだろうな。」
「いろいろなドラマを見ているけど、この作品に関しては近年では割とおすすめできる。
かなり面白いし、グッとくるものがあると言える。
多くの人たちが楽しめるはずだ。」
しびれるとグッとくるは同じような意味で使うことができる
しびれるとグッとくるは同じような意味を持っている言葉です。
ともにうっとりするとか、感動などを覚えるという意味で使えるので、その点においては共通しています。
でも、しびれるは感覚がなくなるという意味も持っているので、そこに関しては覚えておきましょう。
一応違いと言える部分はあるので、ここで区別ができるはずです。