地学は「地球に関する自然科学のこと」。

「地質学」「地球物理学」「鉱物学」と言い換えると分かりやすい。

考古学は「地中から出土する遺構や遺跡を文献と照らし合わせて歴史を研究すること」。

「遺跡調査」と言い換えると分かりやすい。

「地学」も「考古学」も地質や地層に関係しているために誤解をしている人がいますが、全くことなる学問です。

「地学」は自然科学の分野

「地学」では地球に関する「地質学」「鉱物学」「岩石学」「地形学」「地球物理学」「気象学」「海洋学」「宇宙地球科学」「天文学」など幅広い学問のことで、自然科学に属する学問です。
「地質学」「鉱物学」「岩石学」など「考古学」とは同じ地層を扱うために混同し易いですが、「地学」は相当裾野の広い地球科学の学問のことです。

「考古学」は歴史の範疇に含まれる学問

「考古学」は地層を発掘して表れます遺構や遺跡、恐竜の歯や骨格、土器、石器、青銅器、鉄器、木簡などにより、その当時の文化や歴史を研究する学問で、大きな意味で歴史の範疇に入ります。
当時の文献があれば照らし合わせて、またなければ出土品から推定します。

ハンマーで岩石を砕く様子は「地質学」「岩石学」と似ているかも知れません。

「地学」の知識が疎い友人は私の興味が「考古学」の原人の化石と思っていた。

「地学」は高校の選択科目で登場するために、中学時代は「地学」の知識がない友人は、私の興味がある「地学」の理解に疎かったために、「地」と言う言葉から「考古学」に関する学問と誤解して、原人などに興味があるのだと勘違いをしていた事が解り大笑いをしました。

私は友人に「地学」は地球に関する科学なのだと教えてあげました。

「地学」は「地質学」「岩石学」など「考古学」に似た分野もあります。

「地学」は地層を調べたりすることで、「考古学」と間違われることがありますが、地球に関する自然科学の総称で「地球科学」と言った方がピンときます。

地球の活動や宇宙のことなど、自然科学の中では広い分野に亘っています。

ですから、地球の内部のこと、表面のこと、地球外の宇宙のことと地球に関係したことすべてを扱う科学ともいえます。

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