成員は「特定の団体を構成しているメンバーのこと」。
ある団体に所属しているメンバーに対して使い、その一人一人を成員と表現していきます。
普段の生活の中でよく使用される表現になるでしょう。
一員は「団体を構成している一人のこと」。
こちらも特定の団体における一人一人を指して使いますから、成員と意味は変わらない状況と言えます。
「成員」の意味
成員とは、特定の団体を構成しているメンバーのことです。
特定の団体内に存在するメンバーなので、複数人いる状況となります。
身分などに関係なく、特定の団体で活動している人であれば成員と呼ぶことができます。
成員に関しては世の中に大量にいるでしょう。
何らかの団体に所属している人は多くいるはずですから。
決して珍しい存在ではありません。
「一員」の意味
一員とは、団体を構成している一人のことです。
意味は成員に似ていますが、こちらはその中の一人に焦点を当てた言葉になります。
成員については、その団体に所属している人たちをまとめて表現することができますが、一員の場合にはあくまでも一人一人を個別に見たときに使いますから、そこに違いがあると言えるので、ここは覚えておきましょう。
「成員」と「一員」の違い
「この団体は成員の数があまりに多いと思うんだよな。
だから、ほとんどの人間は名前すら知らない。
赤の他人ばかりという感じだ。
知り合いと言えるのがごくわずかなのは寂しい感じがするね。」
「俺もこの会社の一員だから、売り上げにはきっちりと貢献していきたいと思うんだよ。
でも、なかなか苦手な仕事を任されることも多くて、思うようにいかない状況なんだけどな。」
成員と一員はかなり似た意味の言葉
成員と一員に関しては、意味は割と似ています。
どちらも特定の団体などのメンバーを表しているのです。
しかし、成員はその団体のメンバー全員に対して使うことができますけど、一員はあくまでも一人を対象としていきます。
成員はメンバー全体に対して、一員はその中の一人に対して使うので、そこに大きな違いがあると言えると思われます。