アーモンドはバラ科、カシューナッツはウルシ科、くるみはクルミ科、落花生はマメ科です。

アーモンドとカシューナッツの収穫時期は1年中ですが、くるみと落花生の収穫時期は秋です。

カシューナッツには薄皮はついていませんが、アーモンド、くるみ、落花生には薄皮が付いており、渋みがあります。

カロリーが最も高いのはくるみです。

アーモンドの特徴

アーモンドは、モモに似た葉や実をつけますが、果肉ではなく種子を食べます。

歯ごたえと香りが良いです。

中国名は「はたんきょう」です。

日本では栽培されず、アメリカ、フランス、スペイン、イスラエルで多く栽培されます。

製菓用としてスライスや粉末も売られています。

焼き菓子などに使う場合は一度空焼きをすると香ばしく、カリッと仕上がります。

カシューナッツの特徴

カシューナッツは、カシューの木の種子です。

肥大した花托はカシューアップルと呼ばれており、食べることができます。

コクのある風味が特徴で、お菓子やおつまみに使うほか、サラダや中華料理の炒め物などの料理に使われることも多いです。

中華では炒ったものや素揚げがよく使用されます。

生で食べると口の中がかぶれることがあるので、必ず加熱する必要があります。

くるみの特徴

くるみは、古代から世界中で食用に使用されてきました。

特に良質な脂肪酸を多く含み、コレステロール値を下げ、血栓をできにくくします。

焼き菓子のほか、ケーキのトッピングやサラダ、和食の和え衣にも使用されます。

1日水につけて、水気を取って火であぶると、殻が簡単に割れます。

空焼きしてから使うと風味が良いです。

落花生の特徴

落花生はマメ科の植物で、花がしおれてから子房の柄が伸びて地中に潜り込み、土の中でさやが成長します。

塩茹でにしたり、乾燥させたものをそのまま食べます。

加工品も多いです。

沖縄で豆腐に使用され、ジーマーミー豆腐と呼ばれています。

脂肪が多く、消化があまり良くないので、食べ過ぎには注意が必要です。

生のものは保存がきかないので、茹でて冷凍します。

乾燥したものはカビないように冷暗所で保管します。

おすすめの記事