敵意は「特定の人間を敵とみなす気持ちのこと」。

敵対心を抱いている人間に対して持っている気持ちのことを敵意と表現します。

割と有名な言葉なので、見聞きする機会は多いはずです。

害意は「相手に害を与えたり、傷つけようとする気持ちのこと」。

かなり攻撃的な気持ちを指しているので、客観的に見れば危険な状態と評価できるはずです。

「敵意」の意味

敵意とは、特定の人間を敵とみなす気持ちのことです。

敵対心を抱いている人間に対して持っている気持ちそのものを敵意と表現することになるため、敵意に関してはかなりマイナスの意味が強い言葉と言えるでしょう。

したがって、よほど悪い感情を抱いているとき以外は使うことがない言葉と言えるはずで、そこまで頻繁には使用しません。

「害意」の意味

害意とは、相手に害を与えたり、傷つけようとする気持ちのことです。

特定の人間に対して悪い感情を持っており、さらにその相手に対してかなり攻撃的な意思を持っているようなシーンで使っていきます。

しかし、害意に関しては言葉自体がかなりマイナーであるため、そもそも知らない人も多くいると思われ、日常生活で使われる機会はほとんどないでしょう。

「敵意」と「害意」の用法や用例

「入社以来、あの人は私に敵意を持っているように感じる。

特に何をしたという覚えはないわけだが、少なくとも良い感情を持っているような雰囲気には見えないんだよ。」

「害意を持たれると非常にマズイ状況になると言えるだろう。

そういった気持ちを持たれてしまったときには、何をされるか分からないわけだから、非常に危険と言える。」

敵意と害意は使用頻度に明らかな違いがある

敵意も害意も特定の人物に対するマイナスの感情という言い方が可能ですが、敵意は単に特定の相手を悪く思っているだけに近いものの、害意は攻撃的な姿勢を見せるので、そこで違いがあります。

ただ、さらに大きいのは使用頻度の違いであり、敵意と比べて害意はどうしてもマイナーな言葉であるため、使用される機会がほとんどないはずです。

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