大地震も巨大地震も超巨大地震も地震に変わりなく、この違いは地震の規模を示すための呼び名です。
日本は地震の頻度が高く日々、揺れ続けています。
それは、地盤が流動化し続けているために起こり得る現象です。
また、4つのプレートがあり歪みを溜め続けて限界に達すると地震や火山の噴火に繋がります。
これは地球が『生きている証』でもあります。
「大地震」の意味
大地震は揺れが激しく被害の大きいものを指します。
マグニチュード7以上8未満の規模がこれに相当します。
海溝型の地震や内陸での直下型の地震は大地震の規模では珍しくありません。
場合によっては1年間隔で起きていたこともありました。
また、海溝型の地震の周期は100年~500年周期で起きると言われています。
それに比べ内陸の直下型の地震の周期は非常に長く過去の地震の痕跡を調べてもよく分からないとされています。
「巨大地震」の意味
大地震より規模が大きくマグニチュード8以上9未満の大きさで建築物の倒壊を招きます。
1985年以前に建てられたビルやマンションは震度6強~7の揺れに耐えられずに倒壊する可能性があります。
しかし、最近では激しい揺れを軽減するために免震・制震機能の付いたビルやマンションが増えてきました。
これらの技術は既に建てられたものに対しても後付けすることが可能です。
「超巨大地震」の意味
近年、起きた東日本大震災もこの分類に入ります。
巨大地震よりも更に広範囲で激しい揺れが起きると言われています。
地震の大きさは9以上で連動型の海溝地震が多いです。
超巨大地震が起きる周期は1000年以上掛かるとも言われています。
内陸の直下型の地震の過去の最大はマグニチュード8の濃尾地震でした。
日本国内で濃尾地震より規模の大きい地震は起きていません。
備えあれば怖くはないが再建が大変!
日本列島は世界有数の火山帯に属し『地震の巣』とも言われています。
地震の歴史は日本列島が形成時から起きており何所でどの位の地震が起きるかは誰にも分かりません。
今後、科学の進歩で予知ができるようになるかもしれませんが日々の備えが必要です。
災害袋に最低限の物を必ず用意して置きましょう。
しかし、地震に合って住む家が失われると大変です。
再建にかなりの金額が必要です。
過去に起きた地震で再建が遅れて未だに仮設住宅に入ったままの人々が多いのも現実です。