「カスタムメイド」と「カスタマイズ」の違い・意味と使い方・由来や例文

カスタムメイドは「注文に応じて製造すること」。

「受注生産」と言い換えると分かりやすい。

カスタマイズは「注文に応じて既製品を改造すること」。

「改造」と言い換えると分かりやすい。

「カスタムメイド」は最初から注文に即した製品を作ることで、「カスタマイズ」はすでにあるものに手を加えることを言います。

「カスタム」は「顧客」のことで二つの言葉には「顧客の注文に即して作ること」という意味が共通してあります。

「カスタムメイド」はオーダーメイド

「カスタムメイド」は誂え、オーダーメイドという意味も持ちます。

完全に個人に合ったものということですが、「既成のものをベースに顧客の注文に合わせること」という意味があります。

また、注文生産、受注生産のことも言います。

完全仕様のオーダーメイドと同義に使ってもよいのですが、微妙に意味合いの違いがあるようです。

「カスタマイズ」は車に使われる言葉です。

既存のマイカーに好みの部品を取り付けることを言います。

改造車のことで好みに合わせることで改造をしますが、度を超す「カスタマイズ」は違反になることがあります。

ホィールを交換することや、バックミラーを付け替えること、ヘッドランプを改造すること、色を変えることなどは問題ありませんが、車高を低くすることや幅を拡張することなどは違法となります。

「カスタムメイド」は白紙からの製造または、モデルに合わせての製造のことです。

「カスタマイズ」は既存のものがあり、それに手を加えるので途中からとなるのです。

完全な受注注文生産なのか改造なのかという違いがあります。

家で言えば「カスタムメイド」は注文住宅のこと、「カスタマイズ」はリフォームやリノベーションのことです。

「カスタムメイド」は注文に応じて製造すること、「カスタマイズ」は注文に応じて改造することを意味します。

「カスタム」は顧客の意味ですが、どちらの言葉にも「顧客」の要望に合ったことをするという共通した意味があります。

「カスタムメイド」は「オーダーメイド」や「受注生産」などの意味もあります。

「カスタマイズ」は改造のことですが、度を過ぎると違法改造となることがあります。