鼻柱は「鼻の中心線のこと、鼻筋のこと。」
「鼻筋」と言い換えると分かりやすい。
鼻面は「鼻面ことで鼻の先端部分のこと」。
「鼻先」と言い換えると分かりやすい。
「鼻柱」と「鼻面」は鼻の部分を表す言葉です。
鼻に関する慣用句も多く有り、「鼻柱」も「鼻っぱしらを折る」と使い、「鼻面」は特に慣用句はないのですが「鼻っ面」と言うことがあります。
「鼻柱」は「鼻っぱしら」のこと
「鼻柱」は「はなはしら」と読みますが「鼻っぱしら」と言うことが多い言葉です。
「鼻柱をへし折る」より「鼻っぱしらをへし折る」の方が勢いを感じます。
意味は「傲慢で自信たっぷりな相手の態度をくじくこと」になります。
相手が勝気になっている場合、どのようなことでも相手を負かすことで自信を喪失させ、「鼻っぱしらをくじく」と言うことになります。
「鼻面」は鼻先のこと
「鼻面」は鼻の先端部分のことです。
「鼻尖・びせん」とも言います。
「鼻面」が下がっていないと鼻の孔が目立つことになりますから、多少は下を向いていた方が整っている印象を与えます。
「鼻面」と言う言葉は「鼻と顔」のことと思いますが、鼻の部分を表す言葉になります。
外鼻の部分は専門的には「小鼻・外鼻孔・鼻尖・鼻梁・鼻根」などの名称があります。
「鼻柱・鼻面」などと同じく鼻を使った言葉
「耳鼻科、耳鼻咽喉科、出鼻をくじく、小鼻が大きい、赤鼻のトナカイ、鼻炎」など。
慣用句では「鼻息が荒い、鼻が高い、鼻の下を伸ばす、目鼻を付ける、鼻筋が通る、目くそ鼻くそ、酸鼻を極める、鼻っぱしをへし折る、鼻の先で笑う、鼻毛を読む、鼻につく、鼻を明かす、鼻にかける、鼻血も出ない、鼻が利く、鼻歌混じり」などがあります。
「鼻柱」と「鼻面」とは
「鼻柱」は鼻の中心を通る鼻筋のことです。
鼻中隔の上部のこととも言います。
「鼻っぱしが強い、鼻っぱしをへし折る」などと使います。
「鼻面」は鼻の先端のことを言い、「鼻柱」の下の部分に相当します。
「鼻っ面」と言う言い方もします。
「鼻面」は上がり過ぎても下がり過ぎてもおかしい印象を与えてしまいます。
鼻は小鼻を含めてバランスが良いことが良いのです。