配電は「変電所からの高圧電気を低圧に変換する装置のこと」。

「変圧」と言い換えると分かりやすい。

分電は「低圧された電気を建物の各場所に分ける装置のこと」。

「分割」と言い換えると分かりやすい。

電気は発電所で造られますが、送電効率からかなりの高圧で送り出されます。

各地の変電所に到達した高圧電気は電圧が変換されて、大型建物の受電設備や電柱のトランス経由で各家庭に配電されます。

「分電」はその電気を分割することです。

「配電」は発電所から利用者までの電気系統のこと

「配電」は電気を配ることですから、電気会社から見ると電気を利用者に届けることを意味します。

6,600ボルトの高圧のままでは使うことが出来ないため、各地の変電所や各大型施設にある受電設備のキュービクルで変圧を行い使いやすい電圧にするのです。

各家庭には、電柱にあるトランス経由で100ボルトにまで下げた電気が配られます。

「配電」は受電した電気を各箇所に分けること

「配電」は受電した電気を施設や家庭内の各利用箇所に分けることを言います。

例えば、工場や大型施設、ビル、マンション、一戸建て住宅でも電気を利用している場所ごとに区分けをした配線を行なうことです。

「分電盤」はすべての施設や家庭に設置されている設備になります。

家庭では「ブレーカー」に「分電盤」が付いている様になっています。

「配電」と「分電」の役割

一口に言えば、「配電」は電気を変圧して配ることで「分電」は電気を分けることです。

「配電」は送電と受電配電設備が必要です。

高圧から低圧に変圧をして、利用者に届けることです。

「分電」は受電した電気を各場所に細かく分けることを言います。

ブレーカーが付いていることが普通です。

「配電」があり、「分電」があるという流れになります。

「配電」と「分電」とは

「配電」は発電所で発電された高圧電気を送電して、変電所で変圧をして各需要先に配ることです。

大口需要先は受電した電気をキュービクルで更に低圧に変換して使いやすい電圧にします。

各家庭にはトランスで変換された100ボルトの電気が引き込み線で配られています。

「分電」は受電し変圧した電気を細かく分割して各部所や部屋のコンセントまでに分割するのです。

「分電盤」はそのためにある装置でブレーカーが付いています。

おすすめの記事