気配は「なんとなく感じられる様子のこと」。
周囲の様子について、自分で感じる部分について述べた言葉と言えます。
ただ、自分の感じた周囲の様子と実際の様子が一致していないことも多々あります。
気色は「何かが起きようとする様子のこと」。
これから何かが発生しそうな雰囲気に対する感覚についての言葉なので、気配にかなり近いです。
「気配」の意味
気配とは、なんとなく感じられる様子のことです。
かなり漠然とした意味ですけど、何かを感じとることができそうな、そういう感覚を覚えたときに使っていきます。
したがって、日常生活の中で使用する機会は割と多くあるのです。
ただ、実際に感じた雰囲気と実際の雰囲気が一致しないこともありますから、そういった点は把握しておくべきです。
「気色」の意味
気色とは、何かが起きようとする様子のことです。
これから何かが起きるのではないかと感じられる状況において気色という言葉を使用していきます。
気配と意味はほぼ変わらないので、区別は難しいでしょう。
しかし、気配よりもややマイナーな言葉と言えるので、気色という言葉を実際に見聞きするシーンはそれほど多くないと言える可能性があります。
「気配」と「気色」の用法や用例
「家に帰ったときに、たまに家の中に誰かいるんじゃないかみたいな気配を感じることがあるんだよね。
結局誰もいないんだけど。
でも、そういうシーンはなんとなく怖いよね。」
「静かすぎるときほど、これから何かが起きる前触れなんじゃないかという気色を感じるんだ。
実際は何も起きないことが大半なんだが、そういう感覚は定期的に芽生えるんだ。」
気配と気色はほとんど同じ意味と評価できる
気配と気色に関しては、ともに自分で感じる周囲の雰囲気や様子について表した言葉です。
したがって、両者はほぼ同じ意味の言葉と評価できます。
現実的に使い分けていくことは厳しいと言えるでしょう。
ただ、気配はそこそこメジャーですが、気色に関しては相対的にマイナーな言葉なので、使用頻度で言えば差がある状況になります。
