場所は「特定のモノや人が存在する位置のこと」。

何かが存在する位置を表す際には幅広く使うことができるため、実際に場所という言葉を使用するシーンはかなり多くあると言えるでしょう。

居場所は「特定の人が存在する位置のこと」。

基本的には人に対して使います。

自分または他人が今どこにいるのか?その位置を示す際に居場所という言葉が使われます。

たいていは特定の人物を探す際に使用されることが多いので、場面は限られると言えるでしょう。

「場所」の意味

場所とは、特定のモノや人が存在する位置のことです。

何かしらが存在する位置を表すときに使う言葉で、特に条件などもないため、いろいろなシーンで使用できる言葉と言えるはずです。

場所という言葉については、私たちが日常の中で無意識に使っている言葉であり、かなり頻繁に使用している可能性が高いです。

馴染みが相当深い言葉という評価が可能と言えます。

「居場所」の意味

居場所とは、特定の人が存在する位置のことです。

誰がどこにいるのかを居場所という言葉で表すことが多いです。

したがって、居場所は特定の人間がいる位置を突き止める際に使用されることが多いでしょう。

場所と比べると、居場所を使う機会はどうしても限られます。

基本的に人に対してのみ使用される言葉ですし、人の居所を掴む必要があるシーンというのは日常生活の中では決して多くありませんから。

「場所」と「居場所」の用法や用例

「今いる場所はどこだろうか。

完全に迷子になってしまった。

この場所が分からなければ、当然迷子から脱することもできない。

非常にマズイ状況と言えるだろう。」

「犯人は今頃どこに身を潜めているのだろうか。

居場所が特定できないのがきついな。

これといってめぼしい情報もないし、このまま海外にでも逃げられたら非常に厄介だ。」

場所と居場所は対象の違い

場所はモノや人がどこにあるのか、その位置を示す意味の言葉ですけど、居場所は人がどこにいるのか、その位置を示す言葉となっています。

したがって、両者は対象にできるものが異なっているのです。

したがって、かなり似た意味の言葉ではありますけど、その意味には明確な違いがあります。

区別自体はしやすいと言えるでしょう。

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