ズボンは「二股の筒状になっている腰から下にはく衣服のこと」。
「長パンツ」と言い換えると分かりやすい。
スラックスは「替えズボンのこと」。
「替えズボン」と言い換えると分かりやすい。
パンタロンは「膝から下の部分が広がっているズボンのこと」。
「裾広がりズボン」と言い換えると分かりやすい。
ズボンは外来語です。
「ズボン」は外来語
「ズボン」は下半身に着用するもので、二股に分かれている形状のものを言います。
スラックスやパンツ、パンタロンなどもズボンの一種です。
語源はフランス語の「ジュポン」から来ていると言われ「ジュポン」の語源はアラビア語の長い服を意味する「ジュッパ」と言われています。
同じ語源から「襦袢」も派生していますから、「ズボン」と「襦袢」は同語源と言えます。
「スラックス」は替えズボンのこと
「スラックス」は背広の下のズボンのことを意味していますから、チャックを隠す折り目の付いたズボンのことを言います。
また、替えのズボンのことも言うようです。
必ずしも背広用のズボンという訳ではなく、カジュアルに着こなす場合にもはくものです。
カラーものも多くカジュアルのコーディネートが楽しめるものになります。
「パンタロン」はズボンの裾広がりのもの
「パンタロン」もズボンですが、膝から下がラッパのように広がっている形状が特徴的です。
一時期流行しましたが、現在は一時より廃れています。
元は16世紀のイタリアの道化役者パンタローネが着用していたことから流行したものです。
昔はラッパズボンと言いパンタロンになってからは、形や呼称を変えて生きて居ます。
フレアパンツ、ベルボトム、ブーツカットなどがあります。
「ズボン」と「スラックス」と「パンタロン」とは
「ズボン」はフランス語の「ジユポン」から来た言葉になり、襦袢と同じ語源にもなります。
「スラックス」は背広の下のズボンのことで、ファスナーの付いたものになります。
替えズボンの意味もあり、また、カジュアルにも使用されます。
「パンタロン」は裾の広がった形のズボンのことで、今風にはフレアパンツやベルボトムなどと呼びます。