発起人は「何らかの物事を始める人、株式会社の設立を企画して、さらに定款に署名した人物のこと」。
どちらの意味でも使うので、両方とも覚えておいた方がいいでしょう。
ただ、多くの人たちにとっては、前者の意味の方が馴染みがありそうですが。
発案者は「特定の案を考えた人」。
最初に考えた人という意味があり、いろいろな機会で使用することができる言葉と評価できるでしょう。
「発起人」の意味
発起人とは、何らかの物事を始める人、株式会社の設立を企画して、さらに定款に署名した人物のことです。
複数の意味があるので、そういった部分を特に知っておく必要があります。
どちらの意味でも使用する可能性はありますが、後者の意味に馴染みを感じられる人はかなり少ないと言えるので、前者の意味だけ覚えておくと良いでしょう。
「発案者」の意味
発案者とは、特定の案を考えた人のことです。
何らかのアイデアを最初に考えた人という意味で使われる言葉であり、最初という部分は特に強調されやすいです。
何かを始めた人という意味ではないので、その点において発起人とは異なるものの、現実においては、同じような意味で使われている面もあるので、そこは知っておくと良いです。
「発起人」と「発案者」の用法や用例
「今回のプロジェクトの発起人である以上、私は責任を持って仕事を頑張っていきたいが、何よりもみんなの協力が不可欠であると言える。
したがって、みんなもぜひ頑張ってもらいたい。」
「この企画の発案者は実は彼なんだ。
この企画も発足当初は周りの評判はよくなかったものの、結果的にはこれだけの大成功を収めることができたわけだ。」
発起人と発案者は一応違いがある
発起人と発案者に関しては、言葉が似ているように見えますし、同じような意味で使われている面もありますけど、意味としては違いがあります。
発起人は特定の物事を始めた人であり、発案者は特定のアイデアなどを最初に思いついた人という意味があります。
したがって、そういった面についてはしっかりと頭に入れておいた方がいいでしょう。