そそぐは「液体などを流し込むこと、液体などが流れ込むこと」。

人間の手によって液体を流し込むような場合、自然に液体などが流れ込むような場合にて、それぞれ使っていく言葉と言えるはずです。

すすぐは「汚れなどを洗い流すこと、恥などを拭い去ること」。

どちらの意味でも使用していきます。

口をすすぐという表現が特に有名なので、そういった部分で馴染みを感じやすいはずです。

「そそぐ」の意味

そそぐとは、液体などを流し込むこと、液体などが流れ込むことです。

何らかの液体を意図的に特定の場所に流し込むようなシーン、または自然と流れ込むようなシーンで使っていく言葉です。

そそぐという状況は日常的な行為であり、多くがやっているはずです。

例えば、風呂にお湯をそそぐ行為などは毎日やっていても不思議ではありません。

「すすぐ」の意味

すすぐとは、汚れなどを洗い流すこと、恥などを拭い去ることです。

自分の身体についた汚れなどに関して洗い流すシーンで使うものの、それとは別に恥などを拭うという意味でも使っていきます。

したがって、すすぐについては複数の意味があると言えます。

水などで汚れを落とすという行為に加えて、かつて自分がかいた恥を払しょくするという行為もあるわけですから。

「そそぐ」と「すすぐ」の用法や用例

「風呂にお湯をそそぐときには、ついそういったことを忘れてしまって、溢れさせてしまうことがあるんだ。

ちゃんと覚えておかないようにしないと、水道代がもったいないな。」

「今日は大雨で傘をさしていても雨で身体が濡れてしまう状況だった。

早く家に帰って、風呂に入って、身体を綺麗にすすぐのが今の俺の最大の望みだな。」

そそぐとすすぐはともに液体が関係する言葉

そそぐは液体を流れ込ませる、または自然に流れ込むという意味で、すすぐは水などで綺麗にするという意味を持っています。

したがって、両者は水などの液体に関係する言葉と言えるのです。

でも、すすぐについては恥を拭い去るという意味もあるので、液体に関係ない意味も持っているため、そこについても一緒に覚えておくと良いでしょう。

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