はみ出すは「特定の範囲よりも外に出てしまうこと」。
あらかじめ決められた範囲を超えてしまう状況をはみ出すと表現します。
いろいろなシーンで使うことができるので、かなり馴染みを感じやすい言葉と言えるでしょう。
あふれ出すは「入りきらないものがこぼれてしまうこと」。
主に液体に対して使っていく言葉と言えますけど、液体以外のもの、実体がないものに関しても使用できます。
「はみ出す」の意味
はみ出すとは、特定の範囲よりも外に出てしまうことです。
一定の範囲よりも外に出てしまうようなシーンではみ出すという言葉を使用していきます。
基本的にはその範囲から出てはいけないと言えるようなシーンで使うことが多いでしょう。
実際にはみ出す事態を迎えると、誰かから注意されるなどの状況になりやすいと言えるはずです。
「あふれ出す」の意味
あふれ出すとは、入りきらないものがこぼれてしまうことです。
特定の容器などに入りきらないものが外に出てしまうときに、あふれ出すという表現をしていきます。
はみ出ると同じような現象と言えますけど、あふれ出すについては、液体を対象にすることが多いと言え、そこが特徴的です。
また、実体がないものに対しても使うことがあります。
「はみ出す」と「あふれ出す」の用法や用例
「趣味で漫画を描いているのだが、色を塗るときにはどうしてもはみ出すことが多いんだよな。
昔から手先が不器用だから、仕方ない気もするんだけどね。」
「今の私は非常にやる気に満ちている。
意欲があふれ出して、すぐにでも行動に移してしまいそうな、そんな感覚なんだ。
このやる気が消えないうちにさっさと始めていきたいよ。」
はみ出すとあふれ出すはともに範囲外に出てしまう状況を表している
はみ出すとあふれ出すはともに範囲外に出てしまう状況を表しています。
特にはみ出すに関しては、その範囲から出てはいけないという意味を込めて使われる言葉なので、そこが注意点と言えるでしょう。
また、あふれ出すについては実体があるもの以外に対しても使うことがあるため、そこに関しては覚えておいた方がいいと言えます。