大使は「外交使節の中でも特に最上位の存在のこと」。
外国との交渉や必要な取り決めなどを行う存在を使節と呼びますが、その使節の中でも特に上級の人間を大使と呼びます。
公使は「外交使節の中でも、大使の次に上級の存在のこと」。
役割としては大使と変わりませんが、あくまでも地位が異なっているのです。
公使は大使の下に位置する存在であり、そこに関して知っておく必要があります。
「大使」の意味
大使とは、外交使節の中でも特に最上位の存在のことです。
使節というのは、基本的に外国と必要な交渉などを行っていく人たちですが、身分のようなものが存在しています。
いくつかあるものの、地位が1番高いものを大使と呼んでいます。
したがって、大使は使節の身分を表す言葉であると言えますけど、特に偉い存在と評価できます。
「公使」の意味
公使とは、外交使節の中でも、大使の次に上級の存在のことです。
この公使に関しても使節に関する身分を表す言葉です。
しかし、大使が最上位であるのに対して、公使は2番目という扱いになります。
2番目でも地位としてはそれなりに高いと評価できるでしょうけど、大使とは明確な差があるということで覚えておくと良いと言えます。
「大使」と「公使」の用法や用例
「大使という言葉をたまに聞くことがあるが、この大使は非常に偉い存在みたいだな。
使節に関する身分の中でも1番上の人たちみたいだし、そういう意味の言葉だと初めて知ったよ。」
「公使という言葉は使節の身分の1つであり、大使の次に偉いらしい。
今まで大使と公使の違いってなんだと思っていたけど、身分の違いと分かって謎が消えたよ。」
大使と公使は単なる身分の違い
大使と公使に関しては、どちらも使節として働く人に対する地位を表す言葉です。
つまり、これらは身分の違いが存在しているという言い方になります。
大使は使節の中でも最上位であり、公使はその大使に次ぐ存在と言えます。
したがって、同じ職業ではあるものの、違いは明確であり、大使と公使は区別をすることは十分に可能でしょう。