言いぐさは「口から出た言葉のこと、または言い訳のこと。」
「言い訳」と言い換えると分かりやすい。
言い訳は「自分を正当化する言葉のこと」。
「正当化」と言い換えると分かりやすい。
言いぐさは人が放つ悪態のような言葉のことです。
「なんという言いぐさ」というように良い言葉ではありません。
言い訳は弁解のことで自分は正しいという理由のことです。
「言いぐさ」は悪態
「言いぐさ」の「草」は「怒りが変化した言葉」という説があります。
「言いぐさ」は相手を怒らせる言葉・悪態なのです。
「あまりの言いぐさに我慢が出来ない」「その言いぐさはなんだ」「言いぐさもいい加減にしろ」「ひどい言いぐさ」など怒りの対象となる言葉のことになります。
また、「言い訳」という意味もあります。
「言い種」という場合は話のタネですから、話の内容のことです。
「言い訳」は正当化
「言い訳」は自分が非難の対象となった場合、自分の行為は間違ってはいない、このように正しいのだという弁解をすることです。
自分を正当化するため言葉です。
「お前の言うことは何でも言い訳に聞こえてしまう」「言い訳もそれぐらいにしろ」「よく考えた言い訳だな」「言い訳をしたいなら今ここで言いなさい」などと使います。
「言い草」はひどい「言い訳」
「言い草」を「言い訳」の意味で使う場合がありますが、その言い訳はまともなものとは言えないかも知れません。
その場合の「言い草」はひどい「言い訳」なのです。
「親がそんな子にしたつもりはないと叱ると、何も自分は頼まれて生まれた訳ではないと言い訳をする子の言葉は、親に対するひどい言い草になります」と使います。
「言い草」と「言い訳」とは
「言い草」はひどい言い訳の言葉のことです。
「言い草」を聞いた相手は必ず起こるのですから、かなりひどいことなのでしょう。
相手のことを誹謗中傷することですから、それが目上の人であれば怒るのも当然です。
「言い訳」は何か自分が避難された場合、正当化するための理由のことで弁解・弁明ということです。
筋が通らない場合は「ひどい言い草」になります。