略語は「長い言葉の一部を削って、短く省略した言葉のこと」。
世の中には多くの略語が存在しており、中にはそれが略語であることに気付いていないケースもあるはずです。
略称は「特定の名称を簡単にした呼び名のこと」。
略語のように、元の名前をより簡単にした呼び名のことで、単純に多くの人たちにとって呼びやすい名前になっている状況と言えるわけです。
「略語」の意味
略語とは、長い言葉の一部を削って、短く省略した言葉のことです。
そこそこ長い名前をあえて短くするために、その言葉の一部を削るときに使います。
略語自体は、その元の言葉以上に社会に定着するケースが多く、略語だけが浸透し、元の名前がほぼ知られていないものも中にはあると言えます。
また、略語が略語であると気付いていないケースもあるはずです。
「略称」の意味
略称とは、特定の名称を簡単にした呼び名のことです。
略語に似ていますけど、単純に略している、言葉の一部を削って省略しているわけではなく、元の名前の面影がほぼ残っていないような、独自の言葉になっているケースがあります。
だから、略称を見て、元の言葉が全く想像できないという場合もあり得るので、そこは注意点です。
「略語」と「略称」の違い
「経済って、社会で当たり前に使われているけど、実は略語なんだ。
経済は経世済民を略した言葉であり、実は略語になっている事実を知らない人は社会に多くいると思うんだよね。」
「空気読めないって言葉が日本の若者の間で流行った時期があるけど、これはKYという略称で親しまれた。
でも、KYが何を意味しているのか知らない人もいるはずだ。
略語と略称は違いが分かりづらい
略語と略称に関しては、どちらも元の言葉を言いやすく変えたものです。
しかし、略語は元の言葉の面影が残っているのに対して、略称は残っていないケースが多くあります。
したがって、略語と略称に関しては、その言葉の見た目に対する印象が大きく違っており、そこにおいて区別ができるでしょう。
略語も略称も日常生活で割と見る存在です。
