巨万は「非常に多くの数であること、金額がとても大きいこと」。
巨万は数で表すことができるものであれば何でも使えますけど、一般的には金額に対して使うことが多いと言えるでしょう。
巨多は「数が多いこと」。
こちらはかなりシンプルな意味と評価することができますが、意味としては巨万とあまり変わりません。
しかし、巨万の方がメジャーであり、巨多はあまり使われない言葉と言えるはずです。
「巨万」の意味
巨万とは、非常に多くの数であること、金額がとても大きいことです。
基本的には数で表現できるものに対して使用していく言葉なので、そこは覚えておきましょう。
でも、一般的には金額に対して使うことが多いです。
巨万の富という言い方をするので、お金や金銭的価値が大きい品物に対して、かなり頻繁に使用すると言えるでしょう。
「巨多」の意味
巨多とは、数が多いことです。
こちらも数で表現できるものに対して使用するので、そこは覚えておくと良いと言えます。
しかし、巨万のように金額について特に使うということはありません。
数で表現できるものであれば、分け隔てなく使うことができるのです。
しかし、巨万と比べるとあまり目立たない言葉なので、見聞きするシーンは少ないでしょう。
「巨万」と「巨多」の用法や用例
「巨万の富を若くして築き上げた人は、常人とは明らかに違う人生を送っているのだろうね。
そういう人生を1度で良いから送ってみたいものだが、やはり無だろうな。」
「築地に行くと、とれたての魚などが非常に多く並んでいる。
ここまで魚が巨多にある状況というのはなかなかないから、かなり見応えを感じることができるのではないか。」
巨万と巨多は数が多いこと
巨万と巨多については、ともに数が多い状況を示しています。
その点においては共通なのです。
しかし、巨万はどちらかと言えば金額に対して使うことが多いですけど、巨多はそういった部分はないので、どんなものに対しても分け隔てなく使うこと可能です。
ただ、巨万の方が知名度が高いでしょうから、相対的に巨多はあまり使われないと言えます。