職業は「特定の人間が従事している職のこと」。
職という言葉についてはかなり漠然としていますが、一般的には雇用されているか、そうじゃないかで分かれることが多いです。
職種は「実際に日々の業務で自分が担当している仕事内容のこと」。
特定の職業の中で自分がどんな仕事を担当しているのか、専門的に何をやっているのかを表した言葉と言えるでしょう。
「職業」の意味
職業とは、特定の人間が従事している職のことです。
職に関しても定義は微妙ですけど、雇用されているかどうかで分かれる状況と言えます。
雇用されているケースでは、会社員という言い方が代表的で、場合によってはアルバイトやパートという言い方をします。
雇用されていないケースでは自営業、自由業、または無職という言い方になるでしょう。
「職種」の意味
職種とは、実際に日々の業務で自分が担当している仕事内容のことです。
職業よりもさらに具体的な仕事を表す言葉と言え、例えば事務や経理、営業などが該当します。
どういった会社で働いていても、何をしているかが如実に分かる言葉と言えるので、具体的な業務のシーンが頭に浮かびやすいです。
職種に関しては、職業よりはマイナーな言葉ですが。
「職業」と「職種」の用法や用例
「世の中では学生や主婦が職業として扱われているが、これらは基本的には職ではないため、本来は職業には該当しない。
会社員やアルバイト、自営業などが代表的と言える言葉だ。」
「文系の大学生が卒業後就職する場合、営業を担当するケースが非常に多い。
営業はどの会社においても必要と言えるものだし、文系の学生も世の中には多いというのは関係しているだろう。」
職業はいろいろなシーンで聞かれる
職業と職種では、どちらかと言えば職業の方が馴染みがある人が多いでしょう。
職業は日常生活のいろいろなシーンで聞かれることがありますから。
職種を聞かれるシーンはなかなか存在しないので、職種に関しては普段から意識する人は多くないと言えるはずです。
でも、職業と職種の違いはしっかりと認識しておくと良いでしょう。